はじめに
下記記事は、私がこの記事を書こうと思い立ったきっかけについて綴っています。これを読んで頂かなくても、後の記事の理解には何ら関係はありません。
ただ、下記記事には、いい歳した経済音痴の大人が登場します。そのうちの一人に、日本経済に関連して何故かお説教を受けました。お説教と言っても、テレビや新聞で使い古され、既に論破され尽くした時代遅れのフレーズを単に繰り返しているだけで、本当は彼は何もわかっていないことは明白でした。正直、「いい歳した大人が、カッコ悪いな・・」と思いました。
しかし、国民の大半はこの程度なのだと思います。当ブログは、上記のような大人にも理解して頂けることを目的として書いたものです。

貨幣の定義
まず、「貨幣」の定義について考えましょう。
「貨幣」とは、もちろん日常的に用いている「お金」にほぼ相当するものですが、辞典や辞書によって定義は微妙に異なります。ですので、「貨幣」を明確に定義することはちょっと難しそうです。
下記記事では、いくつかの「貨幣」の定義を示して比較します。そして、当ブログで当面用いることにする「貨幣」の定義を最後にまとめます。

信用貨幣論
世界のほとんどの国の貨幣制度は、「信用貨幣論」という考え方に基づいています。下記記事では信用貨幣論についてわかりやすく説明します。
しかしその前に、信用貨幣論と対立する「商品貨幣論」という考え方について説明します。日本を含めて現代のほとんどの国の貨幣制度は、今となっては商品貨幣論的な考え方を採用していません。
しかし、このあたりを勘違いしている人がいます。その勘違いに基づいて、誤った言説が蔓延しています。

税の目的
税の目的は、貨幣論によって考え方が異なります。商品貨幣論と信用貨幣論とのそれぞれの立場の考え方をまとめます。

民間銀行の業務
「預金業務」、「貸出業務」及び「為替業務」は、銀行の3大業務と呼ばれています。それぞれについては中学校の社会科の授業等でも教わりましたし、ネットで検索すればこれらについて語っている人はいくらでもいます。
しかしながら、中学校で教わり、国民の大半が信じている銀行業務の通説は、実は誤りを含んでいるようです。下記記事ではまず、この通説とその誤りについてまとめます。その後、銀行の3大業務について述べます。

日本銀行の業務
他の記事で「日本は国の借金で破綻する」のか否かについて考察します。そのためには、日本の中央銀行である日本銀行の業務の理解が不可欠です。
下記記事では、日本銀行の業務の説明の前に、まずは日本銀行の目的について説明します。そして、その目的を達成するために日本銀行はどのような機能を有しているのかを説明します。最後に、日本銀行はその機能を駆使してどのような業務を行っているのかを説明します。

信用創造
貨幣の仕組みについてはいくつかの誤った通説が蔓延っています。「信用創造」もその一つです。
下記記事では、信用創造の典型的な勘違いを示しつつ、信用創造の正しい理解についてわかりやすく説明します。

貨幣発行の仕組み
貨幣の定義で述べたように、当ブログでの「貨幣」とは、当面は日銀当座預金、日本銀行券、硬貨(補助貨幣)及び銀行預金とします。
これらのうち、日銀当座預金及び銀行預金は「情報」であって、実体のある何らかの物体ではありません。これらは無から創造することができ、原理的には無限に発行することができます。
また、日本銀行券は「印刷物」、硬貨は「金属片」です。これらの発行には、紙とインク、金属材料等が必要ですが、実質的には無限に発行することができるといえるでしょう。
日銀当座預金及び日本銀行券は、その名の通り日本銀行が発行します。
硬貨(補助貨幣)は、日本政府が発行します。
銀行預金は、それぞれの民間銀行が発行します。
下記記事では、発行主体ごとに貨幣発行の仕組みについて説明します。

国際金融のトリレンマ
「トリレンマ」という聞きなれない言葉が出てきました。「トリレンマ」とは、3つのうち2つまでしか選択できず1つは諦めるしかないことをいいます。
身近な例では、ジャンケンが挙げられるでしょうか。3人でジャンケンをした場合に、3人が勝つことは不可能です。2人が勝った場合は、残りの1人は必ず負けとなります。
「国際金融のトリレンマ」とは、国際金融政策において次の3つの政策を同時に実現することができないことを意味します。
- ①為替相場の安定
- ②金融政策の独立性
- ③自由な資本移動
国際金融のトリレンマは、「開放経済のトリレンマ」と呼ばれることもあります。下記記事では、簡単なモデルを用いて国際金融のトリレンマについて説明します。

貨幣の流通
貨幣はどこから来てどこへ行くのでしょうか。下記記事では貨幣の流通について簡単に整理してみたいと思います。貨幣が世の中に現れてから消えて行くまでにはいくつかのステップを含みます。それぞれのステップについて少し詳細に説明します。




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